看護師として働く場合に、まず考えておかなくてはならならいのが働き方です。看護師には大きく分けて常勤と非常勤があり、非常勤にはアルバイトやパート、派遣社員があります。
常勤と非常勤は主に働く時間が異なることが最大の特徴です。ここで気になるのは、仕事内容に違いはあるのかどうかですよね。仕事内容が異なる場合、せっかく仕事を獲得できたのに、自分が望んだ働き方ができなくなります。
看護師の常勤と非常勤ですが、結論からいうと、仕事内容に違いはありません。採血や点滴、医師の補助などの看護師ができる仕事はすべて非常勤であっても行うことができます。
しかし、常勤と同じ仕事ができる非常勤看護師ですが、常勤と同じように責任を持って仕事にあたらなければならないのがネックといえます。たとえ短時間勤務であっても、責任の度合いは減らないということです。看護師は社会的責任が重い職業ですから、あまり責任を感じたくないから非常勤で働きたいという理由で非常勤は選択できません。責任感を持ちながら短時間働きたいという方には楽な働き方にはなります。
ただし、非常勤の場合は、働く時間が常勤よりも減るため、人間関係に悩むことが減るというメリットはあります。看護師はその職業柄、人間関係が大変密なため、パワハラやセクハラに悩んでいるというひとも少なくありません。短時間勤務になることで、人間関係にあまり悩まなくなりストレスがたまりにくくなります。