常勤看護師として働いて、もう少しだけ収入をアップさせたいと考えていませんか。
近年では、働き方改革の推進により副業を推奨する会社も多く出てきました。たとえ本業で稼げなくても、副業により収入をアップさせることで転職をする必要がなくなったのです。
看護師が副業を考えた場合は、看護師の国家資格が使えることから非常勤看護師のかけもちを考える人も出てくると思います。選べる仕事には夜勤やスポーツナースなどの単発バイトなどがあり、専門職のため給料も高めに設定されているためメリットが大きいでしょう。
しかし、そもそもの疑問として常勤看護師は副業は認められているのでしょうか。認めらていない場合、こちらに不利益が与えられることもあります。
結論としては、常勤看護師が非常勤看護師のかけもちをすることを認めている勤務先と認めていない勤務先があります。看護師が副業できるかどうかは就業規則を見れば分かります。就業規則に副業できないと書いていれば、非常勤看護師のかけもちはできません。
また、就業規則に副業ができると書いてあっても、「ただし、特定の職業や仕事は不可」とのっているケースもあるため、注意が必要です。このように書いてある場合は、人事課や庶務課で確認をとったほうがよいでしょう。
そして、国公立病院などで働いている看護師は公務員という扱いになるため、原則として副業は禁止されています。違反すると懲戒免職になるケースもあるため、注意が必要です。